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Military版 - 石原莞爾:《世界最終戰》
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第二章 最終戦争
われわれは第一次欧州大戦以後、戦術から言えば戦闘群の戦術、戦争から言えば持
久戦争の時代に呼吸しています。第二次欧州戦争で所々に決戦戦争が行なわれても、
時代の本質はまだ持久戦争の時代であることは前に申した通りでありますが、やがて
次の決戦戦争の時代に移ることは、今までお話した歴史的観察によって疑いのないと
ころであります。
その決戦戦争がどんな戦争であるだろうか。これを今までのことから推測して考え
ましょう。まず兵数を見ますと今日では男という男は全部戦争に参加するのでありま
すが、この次の戦争では男ばかりではなく女も、更に徹底すれば老若男女全部、戦争
に参加することになります。
戦術の変化を見ますと、密集隊形の方陣から横隊になり散兵になり戦闘群になった
のであります。これを幾何学的に観察すれば、方陣は点であり横隊は実線であり散兵
は点線であり、戦闘群の戦法は面の戦術であります。点線から面に来たのです。この
次の戦争は体(三次元)の戦法であると想像されます。
それでは戦闘の指揮単位はどういうふうに変化したかと言うと、必ずしも公式の通
りではなかったのでありますが、理屈としては密集隊形の指揮単位は大隊です。今の
ように拡声器が発達すれば「前へ進め」と三千名の連隊を一斉に動かし得るかも知れ
ませんが、肉声では声のよい人でも大隊が単位です。われわれの若いときに盛んにこ
の大隊密集教練をやったものであります。横隊になると大隊ではどんな声のよい人で
も号令が通りません。指揮単位は中隊です。次の散兵となると中隊長ではとても号令
は通らないので、小隊長が号令を掛けねばいけません。それで指揮単位は小隊になっ
たのであります。戦闘群の戦術では明瞭に分隊――通常は軽機一挺(ちょう)と鉄砲
十何挺を持っている分隊が単位であります。大隊、中隊、小隊、分隊と逐次小さくな
って来た指揮単位は、この次は個人になると考えるのが至当であろうと思います。
単位は個人で量は全国民ということは、国民の持っている戦争力を全部最大限に使
うことです。そうして、その戦争のやり方は体の戦法即ち空中戦を中心としたもので
ありましょう。われわれは体以上のもの、即ち四次元の世界は分からないのです。そ
ういうものがあるならは、それは恐らく霊界とか、幽霊などの世界でしょう。われわ
れ普通の人間には分からないことです。要するに、この次の決戦戦争は戦争発達の極
限に達するのであります。
戦争発達の極限に達するこの次の決戦戦争で戦争が無くなるのです。人間の闘争心
は無くなりません。闘争心が無くならなくて戦争が無くなるとは、どういうことか。
国家の対立が無くなる――即ち世界がこの次の決戦戦争で一つになるのであります。
これまでの私の説明は突飛だと思う方があるかも知れませんが、私は理論的に正し
いものであることを確信いたします。戦争発達の極限が戦争を不可能にする。例えば
戦国時代の終りに日本が統一したのは軍事、主として兵器の進歩の結果であります。
即ち戦国時代の末に信長、秀吉、家康という世界歴史でも最も優れた三人の偉人が一
緒に日本に生まれて来ました。三人の協同作業です。信長が、あの天才的な閃(ひら
め)きで、大革新を妨げる堅固な殻を打ち割りました。割った後もあまり天才振りを
発揮されると困ります。それで明智光秀が信長を殺した。信長が死んだのは用事が終
ったからであります。それで秀吉が荒削りに日本の統一を完成し、朝鮮征伐までやっ
て統一した日本の力を示しました。そこに家康が出て来て、うるさい婆さんのように
万事キチンと整頓してしまった。徳川が信長や秀吉の考えたような皇室中心主義を実
行しなかったのは遺憾千万ですが、この三人で、ともかく日本を統一したのでありま
す。なぜ統一が可能であったかと言えば、種子島へ鉄砲が来たためです。いくら信長
や秀吉が偉くても鉄砲がなくて、槍と弓だけであったならば旨く行きません。信長は
時代を達観して尊皇の大義を唱え、日本統一の中心点を明らかにしましたが、彼は更
に今の堺(さかい)から鉄砲を大量に買い求めて統一の基礎作業を完成しました。
今の世の中でも、もしもピストル以上の飛び道具を全部なくしたならば、選挙のと
きには恐らく政党は演壇に立って言論戦なんかやりません。言論では勝負が遅い。必
ず腕力を用いることになります。しかし警察はピストルを持っている。兵隊さんは機
関銃を持っている。いかに剣道、柔道の大家でも、これではダメだ。だから甚だ迂遠
な方法であるが、言論戦で選挙を争っているのです。兵器の発達が世の中を泰平にし
ているのです。この次の、すごい決戦戦争で、人類はもうとても戦争をやることはで
きないということになる。そこで初めて世界の人類が長くあこがれていた本当の平和
に到着するのであります。
要するに世界の一地方を根拠とする武力が、全世界の至るところに対し迅速にその
威力を発揮し、抵抗するものを屈伏し得るようになれば、世界は自然に統一すること
となります。
しからばその決戦戦争はどういう形を取るかを想像して見ます。戦争には老若男女
全部、参加する。老若男女だけではない。山川草木全部、戦争の渦中に入るのです。
しかし女や子供まで全部が満州国やシベリヤ、または南洋に行って戦争をやるのでは
ありません。戦争には二つのことが大事です。
一つは敵を撃つこと――損害を与えること。もう一つは損害に対して我慢すること
です。即ち敵に最大の損害を与え、自分の損害に堪え忍ぶことであります。この見地
からすると、次の決戦戦争では敵を撃つものは少数の優れた軍隊でありますが、我慢
しなければならないものは全国民となるのです。今日の欧州大戦でも空軍による決戦
戦争の自信力がありませんから、無防禦の都市は爆撃しない。軍事施設を爆撃したと
か言っておりますけれども、いよいよ真の決戦戦争の場合には、忠君愛国の精神で死
を決心している軍隊などは有利な目標でありません。最も弱い人々、最も大事な国家
の施設が攻撃目標となります。工業都市や政治の中心を徹底的にやるのです。であり
ますから老若男女、山川草木、豚も鶏も同じにやられるのです。かくて空軍による真
に徹底した殲滅戦争となります。国民はこの惨状に堪え得る鉄石の意志を鍛錬しなけ
ればなりません。また今日の建築は危険極まりないことは周知の事実であります。国
民の徹底した自覚により国家は遅くも二十年を目途とし、主要都市の根本的防空対策
を断行すべきことを強く提案致します。官憲の大整理、都市に於ける中等学校以上の
全廃(教育制度の根本革新)、工業の地方分散等により都市人口の大整理を行ない、
必要な部分は市街の大改築を強行せねばなりません。
今日のように陸海軍などが存在しているあいだは、最後の決戦戦争にはならないの
です。それ動員だ、輸送だなどと間ぬるいことではダメであります。軍艦のように太
平洋をのろのろと十日も二十日もかかっては問題になりません。それかと言って今の
空軍ではとてもダメです。また仮に飛行機の発達により今、ドイツがロンドンを大空
襲して空中戦で戦争の決をつけ得るとしても、恐らくドイツとロシヤの間では困難で
あります。ロシヤと日本の間もまた困難。更に太平洋をへだてたところの日本とアメ
リカが飛行機で決戦するのはまだまだ遠い先のことであります。一番遠い太平洋を挟
んで空軍による決戦の行なわれる時が、人類最後の一大決勝戦の時であります。即ち
無着陸で世界をぐるぐる廻れるような飛行機ができる時代であります。それから破壊
の兵器も今度の欧州大戦で使っているようなものでは、まだ問題になりません。もっ
と徹底的な、一発あたると何万人もがペチャンコにやられるところの、私どもには想
像もされないような大威力のものができねはなりません。
飛行機は無着陸で世界をクルグル廻る。しかも破壊兵器は最も新鋭なもの、例えば
今日戦争になって次の朝、夜が明けて見ると敵国の首府や主要都市は徹底的に破壊さ
れている。その代り大阪も、東京も、北京も、上海も、廃墟になっておりましょう。
すべてが吹き飛んでしまう……。それぐらいの破壊力のものであろうと思います。そ
うなると戦争は短期間に終る。それ精神総動員だ、総力戦だなどと騒いでいる間は最
終戦争は来ない。そんななまぬるいのは持久戦争時代のことで、決戦戦争では問題に
ならない。この次の決戦戦争では降ると見て笠取るひまもなくやっつけてしまうので
す。このような決戦兵器を創造して、この惨状にどこまでも堪え得る者が最後の優者
であります。
第三章 世界の統一
西洋歴史を大観すれば、古代は国家の対立からロ―マが統一したのであります。そ
れから中世はそれをキリスト教の坊さんが引受けて、彼らが威力を失いますと、次に
は新しい国家が発生してまいりました。国家主義がだんだん発展して来て、フランス
革命のときは一時、世界主義が唱導されました。ゲーテやナポレオンは本当に世界主
義を理想としたのでありますが、結局それは目的を達しないで、国家主義の全盛時代
になって第一次欧州戦争を迎えました。
欧州戦争の深刻な破壊の体験によって、再び世界主義である国際連盟の実験が行な
われることとなりました。けれども急に理想までは達しかねて、国際連盟は空文にな
ったのです。しかし世界は欧州戦争前の国家主義全盛の時代までは逆転しないで、国
家連合の時代になったと私どもは言っているのであります。大体、世界は四つになる
ようであります。
第一はソビエト連邦。これは社会主義国家の連合体であります。マルクス主義に対
する世界の魅力は失われましたが、二十年来の経験に基づき、特に第二次欧州戦争に
仱浮⒍捞丐位钴Sをなしつつあるソ連の実力は絶対に軽視できません。第二は米州で
あります。合泄蛑行膜趣贰⒛媳饱ⅴ幞辚蛞惶澶摔筏瑜Δ趣筏膜膜ⅳ辘蓼埂V心厦
驻蚊褡宓拈v係もあり、合泄瑜辘猡啶筏恁瑭`ロッパ方面と経済上の関係が濃厚な南
米の諸国に於ては、合泄蛑行膜趣工朊字荬芜B合に反対する邉婴舷嗟睆姢い韦扦工
堡欷嗓狻ⅳ筏反髣荬献拧─趣筏泼字荬芜B合に進んでおります。
次にヨーロッパです。第一次欧州戦争の結果たるベルサイユ体制は、反動的で非常
に無理があったものですから遂に今日の破局を来たしました。今度の戦争が起ると、
「われわれは戦争に勝ったならば断じてベルサイユの体制に還すのではない。ナチは
打倒しなければならぬ。ああいう独裁者は人類の平和のために打倒して、われわれの
方針である自由主義の信条に基づく新しいヨーロッパの連合体制を採ろう」というの
が、英国の知識階級の世論だと言われております。ドイツ側はどうでありましたか。
たしか去年の秋のことでした。トルコ駐在のドイツ大使フォン・パーペンがド
イツに帰る途中、イスタンブールで新聞記者にドイツの戦争目的如何という質問を受
けた。ナチでないのでありますから、比較的慎重な態度を採らなけれはならぬパーペ
ンが、言下に「ドイツが勝ったならばヨーロッパ連盟を作るのだ」と申しました。ナ
チスの世界観である「呙鼌f同体」を指導原理とするヨーロッパ連盟を作るのが、ヒ
ットラーの理想であるだろうと思います。フランスの屈伏後に於けるドイツの態度か
ら見ても、このことは間違いないと信ぜられます。第一次欧州戦争が終りましてから
、オーストリアのクーデンホーフが汎ヨーロッパということを唱導しまして、フラン
スのブリアン、ドイツのストレーゼマンという政治家も、その実現に熱意を見せたの
でありますが、とうとうそこまで行かないでウヤムヤになったのです。今度の大破局
に当ってヨーロッパの連合体を作るということが、再びヨーロッパ人の真剣な気持に
なりつつあるものと思われます。
最後に東亜であります。目下、日本と支那は東洋では未だかつてなかった大戦争を
継続しております。しかしこの戦争も結局は日支両国が本当に提携するための悩みな
のです。日本はおぼろ気ながら近衛声明以来それを認識しております。近衛声明以来
ではありません。開戦当初から聖戦と唱えられたのがそれであります。如何なる犠牲
を払っても、われわれは代償を求めるのではない、本当に日支の新しい提携の方針を
確立すればそれでよろしいということは、今や日本の信念になりつつあります。明治
維新後、民族国家を完成しようとして、他民族を軽視する傾向を強めたことは否定で
きません。台湾、朝鮮、満州、支那に於て遺憾ながら他民族の心をつかみ得なかった
最大原因は、ここにあることを深く反省するのが事変処理、昭和維新、東亜連盟結成
の基礎条件であります。中華民国でも三民主義の民族主義は孫文時代のままではなく
、今度の事変を契機として新しい世界の趨勢に即応したものに進展することを信ずる
ものであります。今日の世界的形勢に於て、科学文明に立ち遅れた東亜の諸民族が西
洋人と太刀打ちしようとするならば、われわれは精神力、道義力によって提携するの
が最も重要な点でありますから、聡明な日本民族も漢民族も、もう間もなく大勢を達
観して、心から諒解するようになるだろうと思います。
もう一つ大英帝国というブロックが現実にはあるのであります。カナダ、アフリカ
、インド、オーストラリア、南洋の広い地域を支配しています。しかし私は、これは
問題にならないと見ております。あれは十九世紀で終ったのです。強大な実力を有す
る国家がヨーロッパにしかない時代に、英国は制海権を確保してヨーロッパから植民
地に行く道を独占し、更にヨーロッパの強国同士を絶えず喧嘩させて、自分の安全性
を高めて世界を支配していたのです。
ところが十九世紀の末から既に大英帝国の鼎(かなえ)の軽重は問われつつあった
。殊にドイツが大海軍の建設をはじめただけでなく、三B政策によって陸路ベルリン
からバグダッド、エジプトの方に進んで行こうとするに至って、英国は制海権のみに
よってはドイツを屈伏させることが怪しくなって来たのです。それが第一次欧州大戦
の根本原因であります。幸いにドイツをやっつけました。数百年前、世界政策に仱瓿
訾筏埔岳础ⅴ攻讠ぅ蟆ⅴ荪毳去搿ⅴ楗螗坤蚱皮辍⒋韦い钎圣荪欹螭蛑行膜趣工
毳榨楗螗工舜颏量摔盲啤⒁皇兰oの間、世界の覇者となっていた英国は、最後にドイ
ツ民族との決勝戦を迎えたのであります。
英国は第一次欧州戦争の勝利により、欧州諸国家の争覇戦に於ける全勝の名誉を獲
得しました。しかしこの名誉を得たときが実は、おしまいであったのです。まあ、や
れやれと思ったときに東洋の一角では日本が相当なものになってしまった。それから
合泄麓箨懁送垽盲皮い搿¥猡袢栅嫌⒌酃晤I土は日本やアメリカの自己抑
制のおかげで保持しているのです。英国自身の実力によって保持しているのではあり
ません。
カナダをはじめ南北アメリカの英国の領土は、合泄瘟Δ藢潳筏平~対に保持でき
ません。シンガポール以東、オーストラリアや南洋は、英国の力をもってしては、日
本の威力に対して断じて保持できない。インドでもソビエトか日本の力が英国の力以
上であります。本当に英国の、いわゆる無敵海軍をもって確保できるのは、せいぜい
アフリカの植民地だけです。大英帝国はもうベルギー、オランダなみに歴史的惰性と
外交的駆引によって、自分の領土を保持しているところの老獪極まる古狸でございま
す。二十世紀の前半期は英帝国の崩壊史だろうと私どもも言っておったのですが、今
次欧州大戦では、驚異的に復興したドイツのために、その本幹に電撃を与えられ、大
英帝国もいよいよ歴史的存在となりつつあります。
この国家連合の時代には、英帝国のような分散した状態ではいけないので、どうし
ても地域的に相接触したものが一つの連合体になることが、世界歴史の呙坤瓤激à
蓼埂¥饯筏扑饯系谝淮闻分荽髴橐葬幛喂疫B合の時代は、この次の最終戦争のため
の準決勝戦時代だと観察しているのであります。先に話しました四つの集団が第二次
欧州大戦以後は恐らく日、独、伊即ち東亜と欧州の連合と米州との対立となり、ソ連
は巧みに両者の間に立ちつつも、大体は米州に多く傾くように判断されますが、われ
われの常識から見れば結局、二つの代表的勢力となるものと考えられるのであります
。どれが準決勝で優勝戦に残るかと言えば、私の想像では東亜と米州だろうと思いま
す。
人類の歴史を、学問的ではありませんが、しろうと考えで考えて見ると、アジアの
西部地方に起った人類の文明が東西両方に分かれて進み、数千年後に太平洋という世
界最大の海を境にして今、顔を合わせたのです。この二つが最後の決勝戦をやる呙
摔ⅳ毪韦扦悉胜い扦筏绀Δ\娛碌膜摔庾瞍鉀Q勝戦争の困難なのは太平洋を挟んだ
両集団であります。軍事的見地から言っても、恐らくこの二つの集団が準決勝に残る
のではないかと私は考えます。
そういう見当で想像して見ますと、ソ連は非常に勉強して、自由主義から統制主義
に飛躍する時代に、率先して幾多の犠牲を払い幾百万の血を流して、今でも国民に驚
くべき大犠牲を強制しつつ、スターリンは全力を尽しておりますけれども、どうもこ
れは瀬戸物のようではないか。堅いけれども落とすと割れそうだ。スターリンに、も
しものことがあるならば、内部から崩壊してしまうのではなかろうか。非常にお気の
毒ではありますけれども。
それからヨーロッパの組はドイツ、イギリス、それにフランスなど、みな相当なも
のです。とにかく偉い民族の集まりです。しかし偉くても場所が悪い。確かに偉いけ
れどもそれが隣り合わせている。いくら呙鼌f同体を作ろう、自由主義連合体を作ろ
うと言ったところで、考えはよろしいが、どうも喧嘩はヨーロッパが本家本元であり
ます。その本能が何と言っても承知しない、なぐり合いを始める。因業な話で共倒れ
になるのじゃないか。ヒットラー統率の下に有史以来未曽有の大活躍をしている友邦
ドイツに対しては、栅耸Ю瘠恃预し饯人激い蓼工⒑韦趣胜长韦瑜Δ丝激à椁欷蓼
埂%瑭`ロッパ諸民族は特に反省することが肝要と思います。そうなって来ると、ど
うも、ぐうたらのような東亜のわれわれの組と、それから成金のようでキザだけれど
も若々しい米州、この二つが大体、決勝に残るのではないか。この両者が太平洋を挟
んだ人類の最後の大決戦、極端な大戦争をやります。その戦争は長くは続きません。
至短期間でバタバタと片が付く。そうして天皇が世界の天皇で在らせらるべきものか
、アメリカの大統領が世界を統制すべきものかという人類の最も重大な呙瑳Q定す
るであろうと思うのであります。即ち東洋の王道と西洋の覇道の、いずれが世界統一
の指導原理たるべきかが決定するのであります。
悠久の昔から東方道義の道統を伝持遊ばされた天皇が、間もなく東亜連盟の盟主、
次いで世界の天皇と仰がれることは、われわれの堅い信仰であります。今日、特に日
本人に注意して頂きたいのは、日本の国力が増進するにつれ、国民は特に謙譲の徳を
守り、最大の犠牲を甘受して、東亜諸民族が心から天皇の御位置を信仰するに至るこ
とを妨げぬよう心掛けねばならぬことであります。天皇が東亜諸民族から盟主と仰が
れる日こそ、即ち東亜連盟が真に完成した日であります。しかし八紘一宇の御精神を
拝すれば、天皇が東亜連盟の盟主、世界の天皇と仰がれるに至っても日本国は盟主で
はありません。
しからば最終戦争はいつ来るか。これも、まあ占いのようなもので科学的だとは申
しませんが、全くの空想でもありません。再三申しました通り、西洋の歴史を見ます
と、戦争術の大きな変転の時期が、同時に一般の文化史の重大な変化の時期でありま
す。この見地に立って年数を考えますと、中世は約一千年くらい、それに続いてルネ
ッサンスからフランス革命までは、まあ三百年乃至四百年。これも見方によって色々
の説もありましょうが、大体こういう見当になります。フランス革命から第一次欧州
戦争までは明確に百二十五年であります。千年、三百年、百二十五年から推して、第
一次欧州戦争の初めから次の最終戦争の時期までどのくらいと考えるべきであるか。
千年、三百年、百二十五年の割合から言うと今度はどのくらいの見当だろうか。多く
の人に聞いて見ると大体の結論は五十年内外だろうということになったのであります
。これは余り短いから、なるべく長くしたい気分になり、最初は七十年とか言いまし
たけれども結局、極く長く見て五十年内だろうと判断せざるを得なくなったのであり
ます。
ところが第一次欧州戦争勃発の一九一四年から二十数年経過しております。今日か
ら二十数年、まあ三十年内外で次の決戦戦争、即ち最終戦争の時期に入るだろう、と
いうことになります。余りに短いようでありますが、考えてご覧なさい。飛行機が発
明されて三十何年、本当の飛行機らしくなってから二十年内外、しかも飛躍的進歩は
、ここ数年であります。文明の急激な進歩は全く未曽有の勢いであり、今日までの常
識で将来を推しはかるべきでないことを深く考えなければなりません。
今年はアメリカの旅客機が亜成層圏を飛ぶというのであります。成層圏の征服も間
もなく実現することと信じます。科学の進歩から、どんな恐ろしい新兵器が出ないと
も言えません。この見地から、この三十年は最大の緊張をもって挙国一致、いな東亜
数億の人々が一団となって最大の能力を発揮しなければなりません。
この最終戦争の期間はどのくらい続くだろうか。これはまた更に空想が大きくなる
のでありますが、例えば東亜と米州とで決戦をやると仮定すれば、始まったら極めて
短期間で片付きます。しかし準決勝で両集団が残ったのでありますが、他にまだ沢山
の相当な国々があるのですから、本当に余震が鎮静して戦争がなくなり人類の前史が
終るまで、即ち最終戦争の時代は二十年見当であろう。言い換えれば今から三十年内
外で人類の最後の決勝戦の時期に入り、五十年以内に世界が一つになるだろう。こう
いうふうに私は算盤を弾いた次第であります。
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